期間限定_1
2009年 01月 25日
どうしようもないギャグ……。
ちょみっとだけ長くなったので分けてアップ。
とりあえず今日のところは区切りつけづらくてすごい短いけど。
あ、ティアナ←フェイト×なのは、ついでにはやてな感じ。
どうしてもティアナが好きなんだよ……一番好きなのはフェイトだし、CPはフェイ×なのだけ!とか思ってるけど、でもティアナを書きたいの。えへ。
ちなみにタイトルが紛らわしいけど期間限定で公開とかそういうんじゃないの。
ただそういうタイトルなの。
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ある日の夕方、仕事から帰るなりフェイトがなのはに言った。
「なのは! 私、ティアナのことを好きになっちゃったんだ」
「…………へ?」
突然のことに、なのははかなり間の抜けた返事しか出来なかった。
「だからもうなのはと一緒には暮らせない、私出て行くね」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよフェイトちゃん!」
朝はいつもどおりに出勤して行き変わった様子も無かったフェイトのいきなりの告白に一瞬動揺したものの、わりと冷静に事情を聞くなのは。
「フェイトちゃん、どういうこと?」
「だから、ティアナのことが好きになったんだよ」
「う~ん、それはわかったけど……だからって出て行くことは無いんじゃない?」
「だめだよ、そんな不誠実なことは出来ないよ」
「いやいや、突然出て行く方が不誠実だってば!
ていうか、ヴィヴィオはどうするの? フェイトママが出て行ったらきっと悲しむよ?」
「あ…………」
「ね? もしもフェイトちゃんがわたしのことをもう好きじゃなくなったとしても
ヴィヴィオのママであることは変わらないんだから……
それも放り出して出て行っちゃうつもり?」
「うん、そうだね……そうか…………そんなことは出来ないね……」
「だよね! じゃあとりあえず出て行くのは無しで。
まずは荷物部屋に置いてきて、それからお出かけしよう?」
「え? どこに?」
「んーとりあえずついてきて!!」
なのはにとっては衝撃の大告白だったわりに冷静だったのには理由がある。
ぜ~~~ったい、はやてちゃんが絡んでる!!
―*―*―*―
「あれー? やっぱり来てもうたん?」
苦笑いしながらのんきに答えるはやて。
残業をしていたはやてのオフィスに押しかけたのはもちろんなのはとフェイト。
「ちょっとなのは……どうしたの? 強引にこんな……」
「フェイトちゃんは黙ってて!」
強引に連れてこられて困惑ぎみなフェイトに、なのはは少し苛立ちを覚えながら一喝する。
「はやてちゃん。その顔はやっぱりはやてちゃんは何か知ってるんだよね?」
「あはは……そんな怖い顔せんといてや~」
さっきまでは余裕の笑顔だったはやても、なのはの重圧の前にさすがに冷や汗をたらしそうになる。
「いいから詳しく説明して!!!」
「はいっ! わかりました!!」
なのはの剣幕に危機を感じたはやては、素直に事情を説明し始めた。
by sknow | 2009-01-25 16:16 | SS:期間限定(中編)